【1点の重み。】
10月7日・14日、6年生は最後の県大会予選である、全日本U-12選手権大会茨城県大会県南予選に臨みました。
JFAリーグPAリーグ4位となり、会場シードとして臨んだ本大会、
選手たちがこの後のサッカー人生で決して忘れることのないであろう2日間となりました。
円陣、さぁ戦おう! |
7日、1次予選
初戦を落とし、2試合目を勝利。
2次進出を目指して臨んだ第3試合。
前半に先制を許して0-1で折り返した後半。
残り15分は、点を取らなければ1次予選敗退というプレッシャーのかかる時間でした。
相手チームにとっても、2次進出をかけた15分、互いの気持ちが試合を膠着させます。
時間は過ぎ、ロスタイムに入った後半15分。CKから一度はクリアされるも、粘り強くペナルティーエリア内をつなぎ、最後はセンタリングをS翔がヘディングで飛び込み、同点に追いつきました。
1勝1敗1分で、2次予選進出を決めました。
後半ロスタイムでの同点弾 |
14日、2次予選
初戦、第2試合とスコアレスドロー。
勝利が必須条件と、県大会進出をかけて臨んだ第3試合。
前半2分に、左サイドからのコーナーキックをY貴が頭で合わせて先制!
県大会行きの切符を手元に手繰り寄せます。
CKから先制! |
ここからの時間は、この予選のなかで一番のサッカーだったと思います。
決して守りに入るのではなく、高い位置で戦おうという意思が表れた素晴らしい戦いでした。
しかし、後半11分に、相手に左サイドを崩されて失点。
試合は1-1で終了、3戦3分けで2次予選敗退です。
2次予選2位のチームとは、同じ3分けの勝ち点3。
得点の差1点で3位となり、残念ながら6年最後の県大会に進出することはできませんでした。
1次予選の3試合目で同点に追いついたゴール、
2次予選の3試合目で先制したゴール、そして同点に追いつかれたゴール。
同じグラウンド・同じゴールの左隅に決まった3つのゴールが、
その時々に、みんなの明と暗を決めました。
1次敗退のプレッシャーに耐えた15分間。
県大会進出を信じ手に入れかけた25分間。
懸命に取り組む姿に、観ている誰もが熱い気持ちになりました。
保護者挨拶 |
試合終了後、号泣するみんなに、コーチはかける言葉が見つかりませんでした。
素晴らしい戦いで得た、残酷な結果。
怪我で出場することができなかった選手がいました。
2次予選では出場させてあげられなかった選手がいました。
みんなで、県大会に出場するだけでなく、その舞台でチャレンジすることを本気で目指してきました。
結果は、2次予選敗退。
最後の県大会へのチャレンジは、ここで終わります。
今はまだ、ただ辛いけれど、折れた骨は治ることでさらに強くなるとよく言われます。
半端な結果では得られなかった深い傷を手に入れることができたのだと前を向いてほしいです。
残り5ヶ月、次のステージへ向け、またみんなで成長していきましょう!
予選の2日間、常に温かい応援をいただいたご父兄の皆様、本当にありがとうございました。
満足の結果ではありませんでしたが、こどもたちとともにこれを乗り越えて次に進みたいです。最後に、
ともに厳しい試合を戦い、県大会に進む2チームの選手の皆さん、
みんなの県大会での戦いを期待し、活躍を祈っています!
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