10月24日(日)、U-12チームは全日本少年サッカー大会県南予選2日目に臨みました。
16日の1日目を2勝し、今日の2試合を勝ちきって県大会出場を手にするため、全員で全力でチャレンジです。
この日の初戦。
緊張からか身体の重たい選手も見られましたが、キックオフ直後から「勝ちたい」という気持ちが、選手たちの声に、プレーに、強く表れていました。
相手のストロングポイントに対して集中を切らさずディフェンスし続けたこと、様々な崩しのパターンから得点が取れたこと。どれも、ここ数ヶ月のなかでもベストな状態を、この大事な予選で発揮できたと思います。
自分たちの形で、勝利することができました。
これで予選3戦3勝。県大会まであとひとつ。
vs 竹園東FC この日はAWAYの赤ユニ |
難しい試合も得点を重ねられたのは成長の証 |
最終戦は、このブロックのシードチームと、全勝同士での勝負となりました。
この試合に強い想いで臨んでいた選手たち。試合前には、「足が棒になるまで走りきるんだ!」と鼓舞し合う選手や、中には試合前の整列時から緊張のために涙を堪えきれない選手もいました。様々な感情を胸に、全力でチャレンジしました。
2日目ということでお互いに分析もし合う中で、なかなか自分たちの思う形に持ち込めません。実力のある相手に押し込まれる時間も長くなりますが、集中したディフェンス、GKの好セーブでしのぎ続けました。
vs とりで倶楽部ドリーム |
前半にサイドから崩され失点してしまった後も、下を向く選手はいませんでした。
少ないながらもチャンスを作り、ゴールにあと一歩まで迫るシーンもありました。
全員が最後まで足を止めず、1つの目標のためにプレーし続けました。
試合終了の笛。
残念ながらそれは、みんなの勝利を告げる笛ではありませんでした。
涙の惜敗 |
悔しい敗戦。終了直後から号泣し泣き崩れる多くの選手達。
6年生の県大会出場をかけた最後のチャレンジは終了しました。
6年生の中にも、出場時間が限られたり、この予選に出場できなかった選手がいました。
それでも全員が、同じ目標に対して今日までチャレンジし続けてくれました。
結果、あと一歩届きませんでしたが、その成長は本当に逞しいものでした。
5年生もとても力強くこのU-12チームを支えてくれました。
「6年生とともに県大会に出たい」と強い気持ちで臨み、その想いが届かなかった悔しさに共に涙しました。
この経験は必ず、これからの5年生チームの基礎となって、大事な試合を勝ちきる気持ちの強さに変わってくれると確信しています。
そこに学年の壁はなく、共に笑い、ときに泣き、U-12チーム全員で共に高め合い、助け合って、たどり着いたこの最後の県大会予選。
今の自分達の全力を出し切ったうえでの結果だったと思います。
本当に素晴らしい4試合でした。
試合後のミーティング |
真っ青な晴天の空の下、みんなのチャレンジは終わりました。
強く願ったからこそ今はまだ届かなかった悔しさだけが強く残りますが、また明日からそれぞれが次の目標に向けてチャレンジしていきます。
次こそは、歓喜の輪とともに!
最後に、
この県大会予選は、コロナ禍による自粛明けから短い時間で開催されることになりました。
また、大会2日目は降雨のため予定どおりの開催ができず、幹事チームを中心に多くの方々のご尽力により延期となりながらも開催することができました。
多くの方々の支えの下で、選手たちは本当に貴重な経験を得ることができました。
幹事チームのとりで倶楽部さん、対戦いただいたチームの皆さん、本当にありがとうございました。
送迎だけでなく、食事や試合間の補食などにもご配慮いただき、選手たちもとても良いコンディションで試合に挑むことができました。
引き続き、皆さまのサポートよろしくお願いします。
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