2015年4月21日火曜日

新年度が始まり

吉沼FCプリマーリオの新年度がスタートしました。

今のプリマーリオは、意欲的が子供が多く、コーチたちのやりがいもあります。
それを応援する親御さんの楽しみもあります。

そんな刺激のある時間を続け、1年後には、「みんな成長したね!」と言える1年間にできたら思っています。

先日の説明会では、子供のスポーツに対する親御さんの関わり方、子供の成長に大切な事を、僭越ながら述べさせてもらいました。

子供の成長には、いろいろな経験が必要です。
試合に勝って喜ぶ経験あれば、負けて悔しい思いから立ち上がる経験もあります。
この年代では、勝つことも負けることも両方必要です。
大切なことは、勝って次はどうすべきか、負けて次はどうすべきか、です。

サッカーに関わることの中で出てくる沢山の失敗が出てきます。
多くの親御さんは、「子供に可哀想な思いをさせたくない」という心境から、失敗しそうな場面を先回りして未然に防いでしまいがちです。
それは、実は子供が成長できる絶好の機会を摘み取ってしまっているのです。
そんなことを繰り返し、失敗した経験のない子供が大きくなってから、「使えない選手」になっていくのです。
これこそが、子供が可哀想だと感じることなのです。

我がクラブには、ご存知の通りジュニアユースクラス(FCジュネス)もあります。
中学生を指導させてもらっている環境と、長年この地でサッカーに関わり続けてきたお陰で、高校の先生方や大学サッカー関係者、その他大勢の方々と関わりを持ち続けながらサッカーの世界でお世話になってきました。

私は小学生と中学生しか指導してませんから、高校や大学の先生方によく質問をします。
「小学生にはどんなことを教えたらいいですか?」
「中学生にはどんなことを教えたらいいですか?」

そんな中で、「吉沼FCプリマーリオの子供たちの将来」を考えていきたい、そう思っています。
小学生より中学生、中学生より高校生。
高校サッカーにバトンを渡すことが私達クラブの役割と思って活動を続けています。

吉沼FCプリマーリオでプレーしている今は、将来のためになる多くの経験を経験を積んで欲しい。
そういう目で子供たちを応援してください。

「自分でできることは自分でやる」、最初は失敗からスタートするかもしれませんが、繰り返しの中でいずれ出来るようになります。
そして、「指示待ち」で自分からは何も始められない子供を生みださないことになっていくと思います。

そういう環境を作ることが、良いサッカー選手を育て、良い人間を育てることに繋がると思っています。

逆にこの時期に、失敗をさせない環境を作り出してしまったら、中学生になって苦労します。
最悪は手遅れで、そのまま高校生になってしまいます。

高校や大学の先生方は、口を揃えて言います。
「小学生の指導が大切だよ」と・・・。

明るい未来が待っている子供たちに、沢山の経験をさせてあげましょう。

スタッフの皆さん、
優しく、厳しく、熱い指導をお願いします。

保護者の皆さん、
1年間温かいサポートをお願い致します。








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